- ビジネス実務法務検定って難しいの?
- 試験の流れはどんな感じ?
- 合格するコツを教えて!
仕事をする上で知っておくべき法律について学ぶことができるビジネス実務法務検定。
保有していれば就職が有利になることもあるとして、注目されている資格です。
ビジネス実務法務検定を受ける上で気になるのは、合格率や試験の流れなどではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際にビジネス実務法務検定3級を受けて一発で合格した私がビジネス実務法務検定の合格率や試験の流れ、合格するコツなどについて説明します。
目次(クリックで移動)
ビジネス実務法務検定試験の合格率
ビジネス実務法務検定試験の合格率は、公式HPによると、
- 3級…75.1%
- 2級…40.9%
- 3級…79.3%
- 2級…42.0%
となっています。
したがって、3級は約7~8割、2級は約4割の人が合格すると考えてよいでしょう。
合格率だけから考えると、3級も2級もそこまで難易度は高くないので、迷っている方はぜひ挑戦することをおすすめします。
ビジネス実務法務検定試験の流れ
ビジネス実務法務検定試験の流れは以下のようになっています。
- 受験の申込登録をする
- 申込書(払込取扱票)を受け取る
- 受験料を支払う
- 受験票を受け取る
- 試験を受ける
- インターネット上で成績を確認する
- 合格証を受け取る
では、順番にみていきましょう。
受験の申込登録をする
まずは、申込期間中にインターネットまたは電話で受験の申込登録をします。
3級と2級は併願受験ができるので、同じ日に3級と2級を続けて受験したい方は単願登録ではなく、必ず併願登録をしましょう。
申込書(払込取扱票)を受け取る
申込登録をした日から通常営業日5日以内に申込書(払込取扱票)が普通郵便で届きます。
申込書には払込取扱票のほかに受験要項が同封されていて、試験当日の注意事項や持ち物などの記載があるのでそちらも併せて確認しておきましょう。
受験料を支払う
申込書が届いたら、同封されている払込取扱票を使用して郵便局かコンビニで受験料を支払います。
- 3級の受験料は4,400円(税込)
- 2級の受験料は6,600円(税込)
です。
受験票を受け取る
受験票発送日にはがきサイズの受験票が普通郵便で発送されます。
受験票には、試験会場や試験時間、持ち物、注意事項などが記載されているので、必ず確認しておきましょう。
また、受験票は試験後にも使用するので最後まで大切に保管しておいてください。
試験を受ける
試験当日は、
- 受験票
- 筆記用具
- 身分証明書
- 腕時計(アップルウォッチなどではなく時間だけがわかるもの)
を持っていくことを忘れないようにしましょう。
会場に早く着きそうな方は参考書などを持っていっても良いですね。
また、空調の観点から、体温調節ができる服装で行くことをおすすめします。
インターネット上で成績を確認する
WEB成績表照会期間がきたら、受験票に記載されているURLを入力して成績を確認してみましょう。
WEB成績表には、試験の合否や大問ごとの得点、合計点、平均点、模範解答などを確認することができます。
合格証を受け取る
試験に合格した場合は、合格証発送日にカード型の合格証が普通郵便で発送されます。
ビジネス実務法務検定試験に合格するコツ
最後に、実際にビジネス実務法務検定3級を合格した私が考える、試験に合格するコツを説明します。
基本的に3級の合格を想定して説明していますが、2級を合格する上でも十分当てはまるコツだと思うのでよければ参考にしてくださいね。
参考書を読み込む
ビジネス実務法務検定試験に合格するにあたって何といっても大切なのは、参考書を読み込むことです。
特に独学の場合は自分で何らかの参考書を購入していると思いますから、試験までにその参考書を最低でも2周以上は読み込みましょう。
法律の知識をあらかじめ持っている法務部の方や法学部出身の方などは、こういった参考書を読み込むだけでも3級程度であれば合格できる可能性が高いです(法学部出身の私はほとんどこれだけしかやっていませんでした)。
おすすめの参考書はこちらの記事でご紹介していますので、チェックしてみてください。
重要な部分に力を入れて効率よく勉強する
ビジネス実務法務検定試験にはあらかじめ出題範囲が決められていますが、そのなかでも特に配点率が高い分野などがあります。
そのため、試験範囲を全て同じ程度に勉強するのではなく、出題頻度が多い分野や配点率が高い分野により力を入れて効率よく勉強することが大切です。
過去問を解いて問題に慣れる
ビジネス実務法務検定試験の過去問を解くのも合格のコツといえます。
3級と2級はマークシート方式なので、問題の考え方・解き方にも記述問題とは違う特徴があります。
それらの特徴を把握し、過去のビジネス実務法務検定試験に出た問題を解いておけば、試験本番でも落ち着いて回答を進められるでしょう。
通信講座を受講する
独学ではなく、通信講座を受講してビジネス実務法務検定試験の勉強をするという方法も合格のコツです。
私は独学で勉強してビジネス実務法務検定3級に合格したので、必ずしも通信講座を受講しなければ合格しないというわけではないのですが、特に法学初心者の方は通信講座の受講も視野に入れることをおすすめします。
通信講座では、講師の熱量や金銭的な面などからモチベーションを維持しながら勉強することができるほか、初心者の方でも理解しやすいように専門用語の解説などをしてくれるので独学での受験に自信がない方にはぴったりです。
おすすめの通信講座は以下の記事でまとめていますので、是非チェックしてみてくださいね。
ビジネス実務法務検定に挑戦しよう
以上、ビジネス実務法務検定試験の合格率や試験までの流れ、合格のコツなどについて説明しました。
ビジネス実務法務検定は就職に有利になることもあり、難易度もそこまで高い検定ではないので、気になっている方はぜひ挑戦することをおすすめします!