秘書検定

秘書検定は就職や転職に有利?とるなら何級?履歴書への書き方は?

この記事の内容
  • 秘書検定が就職・転職に有利な理由
  • 秘書検定を履歴書にどう書けばいいのか
  • 秘書検定何級をとるべき?勉強方法は?
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秘書検定

秘書検定の取得を考える際、仕事に活かせるのかを判断基準にする人も多いです。

私は秘書検定1級を取得し、現在役員秘書として20年間働いています。

その経験から、秘書検定がどのように仕事に活かせるのか、何級をとるべきなのかをまとめてみました。

これから秘書検定を仕事に活かしたいと考えている方は是非最後までご覧ください。

秘書検定は就職や転職に有利?

面接

秘書検定取得は就職や転職に有利になると私は考えています。

なぜかというと、秘書検定では「人柄育成」=感じのよい印象を与えられる人を目指しています。

例えば、最終面接で2名が残り、どちらかの人を採用する場合、秘書検定を勉強し取得していて感じのよい印象のAさんと、そうではないBさん。

もしあなたが人事採用の担当者でしたら、どちらの方を採用しますか?

この例は極端な話かもしれませんが、企業側からすると秘書検定を学習し取得している人は「明るく・謙虚で・ビジネスマナーをきちんと理解できている人」と思ってもらえる可能性が高いです。

もちろん実際の面接が重要なのですが、面接前の書類選考や人事担当者の事前チェックで秘書検定を取得しているというメリットはとても大きいと言えます。

りあ
りあ
以前、実際に私が面接試験を受け、後日、人事担当者より聞いた話なのですが、「秘書検定2級合格」の履歴書はよく目にするけれども、「秘書検定1級合格」の履歴書はなかなか見かけることがないので、書類審査の際に目立ったと言います。

また、数名が最終選考に残りそのうち1名だけ採用決定しなくてはいけない場合、秘書検定資格取得者は一般的に優遇されやすいと聞きました。

また、人事担当者は、仕事を依頼する側の上司より、「感じよくテキパキと業務を行ってくれる人を採用して欲しい」という強い要望に応えなくてはなりません。

その際、秘書検定を1つの指標にしていると聞きました。

このように、実際に秘書検定を取得していることで就職に有利になったケースも多々あります。

秘書検定の資格が活かせる職業

秘書

秘書検定=秘書になるための資格と思っている人がいるかもしれませんが、実際はそうではありません。

理由は、繰り返しになりますが、秘書検定では「感じのよい印象を与えられる人」を目指しています。

「感じのよい印象」というのは秘書という職業だけに必要ということではなく、会社に働く人、社会に出る人、全ての職業の人に身に付けて欲しい社会人としてのマナーです。

秘書でなくても、

  • ビジネス上でのお手紙やお礼状の作成
  • お電話の応対
  • 来客対応

などと秘書検定で学習した内容を活かせる場面は多々あります。

その時に、すでに秘書検定の学習をしていて資格取得をしていたら、自信をもって行うことができ、職場で周りの人から頼られる存在になります。

限定した職業に関わらず、秘書検定で学習したことを活かせるのは嬉しいですね。

秘書検定の履歴書への書き方

履歴書

秘書検定を履歴書に書く際には「秘書技能検定試験〇級合格」と記載しましょう。

3級から記載は可能ですが、もちろん3級より2級、またその上の級の方がより企業に強くアピールができます。

りあ
りあ
私が就職面接を受けた際、「秘書検定1級をお持ちなのですね」や「秘書検定1級ってどんな試験なのですか?」と面接官に興味を持って頂きました。

そんな会話によって少し緊張感がほぐれ、自信を持って受け答えができた記憶があります。

筆記試験だけではなく面接試験があること。そして面接試験の審査基準として「感じがよく、効率のよい上司への報告ができること」を、面接官にアピールできたのではないかと思います。

就職を考えているなら何級をとるべき?

スーツ 悩む

就職を目的として秘書検定取得を考えている場合、秘書検定準1級以上をおすすめします。

秘書検定2級取得もよいと思いますが、筆記試験と面接試験に合格した準1級を取得していると、ビジネスマナーはもちろんのこと、感じのよい挨拶や報告、適切なお客様への対応ができるものと判断してもらえるメリットがあります。

面接試験は試験直前に与えられた課題文を覚えて、内容を理解し上司へ報告する課題や、その場で状況が指示され、その状況に対し適切な対応をする課題などがあります。

3名の審査員の前で、とても緊張する状況の中、上司への報告や、お客様への対応が審査基準をクリアし試験に合格すると、自然と自信がついて周りから安心感の持てる表情ができるようになります。

就職の面接試験の際にも落ち着いて、明るい表情で面接を受けることができるようになり、面接官にもよい印象を持ってもらえます。

このように、就職の際にも役に立ちますので、面接試験の勉強は大変だと思いますが、ぜひ準1級を目指すことをおすすめします。

秘書検定の難易度と勉強方法

資格 勉強

秘書検定の勉強方法としては、

  • 無理のない確実なスケジュールを立て、テキストを繰り返し学習していく
  • やみくもに暗記をするのではなく、自分が出題文の中にいる「秘書A子」とイメージしてその状況に対応しながら問題を解き、語句を覚え学習していく

という方法がおすすめです。

試験勉強をしているというより、社会人として役に立つことを学んでいると考えて内容を理解するようにすると、より深い知識が身に付きます。

私が秘書検定1級に合格した際の勉強方法についてはこちらの記事でご紹介していますので、合わせて参考にしていただけますと幸いです。

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また、準1級から難易度が上がるため、確実に合格したい方は通信講座を受講するのが効率的です。

おすすめの通信講座はこちらの記事でご紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださいね。

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