- 秘書検定2級は独学でも取得できる?
- 勉強時間はどれぐらい必要?
- 独学で合格するためのポイントは?
誰でも受験することができ、社会人としてのマナーも身につく秘書検定。
3級は独学で取得する人が多いものの、さらにステップアップした2級になるとどのように学ぶべきか迷う人も少なくありません。
そこでこの記事では、秘書検定2級を独学で取得し現在秘書として働いている私が、独学で秘書検定2級に合格するためのポイントをまとめてみました。
なるべく無駄なく秘書検定2級に合格したいという方は是非最後までご覧ください。
目次(クリックで移動)
秘書検定2級は独学で取得できる?
秘書検定2級は独学でも取得可能です。
ただし、
- テキスト・問題集などの選定、購入
- 学習スケジュールの作成
- スケジュールに基づいた自己管理
などができないと途中で挫折してしまう恐れもあるので、自己管理が苦手な人には向いていないかもしれません。
不安な方は通信講座を受講して、確実合格を目指したほうがかえって受験料等を無駄にせずに済むでしょう。
秘書検定2級に合格するために必要な勉強時間
私の場合、検定試験の日から逆算をして2か月位前から学習をはじめ、総学習時間は約60時間でした。
- 平日:スキマ勉強時間も含め1日1時間×3日(2日は調整日)
- 土日:問題集や過去問を中心に4時間(土日どちらかはお休み)
- 試験直前の1週間:毎日1~2時間程度
勉強開始は試験日の1か月前からでよいのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、一気にぎっしり詰め込むのではなく、少し余裕のあるスケジュールの方が無理なく確実に学習を進められるのでおすすめです。
秘書検定2級に合格するための勉強方法
私が秘書検定2級に合格するために行った勉強方法は5つ。
- 確実な学習スケジュールを立てる
- テキストで繰り返し学習する
- 理論と実技をバランスよく学習する
- 暗記が必要なものは見て、書いて、声に出して覚える
- 過去問を繰り返し解き、時間配分をイメージする
以下でポイントを具体的にご紹介していきますね。
余裕のある確実な学習スケジュールを立てる
計画を立てる際には、無理なく余裕をもった学習スケジュールにしましょう。
スケジュール通りに学習を進められない場合、後半の項目の勉強する時間が少なくなってしまい、模擬試験や復習が十分に行えなくなってしまいます。
まず、試験当日までのスケジュールを立てることが大切です。
- 学習する全体の学習内容(項目)を確認する
- 具体的に何の項目を何日までに終えるか、カレンダーに落とし込む
- 各項目の学習スケジュールが決まったら、次に模擬試験、苦手分野復習の日程を試験日直前になるようにスケジューリングする
調整日を設けると、スケジュールにズレが生じた時すぐに調整が可能なのでおすすめです。
テキストで繰り返し学習
まずは繰り返しテキストで学習し、問題を解いてわからないところをチェックしましょう。
例えば、ビジネスでの一般知識である「専務」「常務」という役職名は社会人の方でしたらよくご存じかと思いますが、学生の場合どちらの役職が上の方なのか、そこから覚える必要がありますね。
問題を解く時には、自分が実際にその場にいるという状況をイメージすることがポイントです。
社会人の方でしたら、社内での場を思い浮かべて学習をすると、覚えやすいですね。
テキストの選び方とおすすめのテキストはこちらの記事でご紹介していますので、是非ご覧ください。
理論と実技をバランスよく学習する
合格基準は理論+実技それぞれの試験が60%以上で合格になりますので、偏らないようにバランスよく学習するのがポイントです。
- 理論:「必要とされる資質」「職務知識」「一般知識」
- 実技:「マナー・接遇」「技能」
暗記が必要なものは見て、書いて、声に出して覚える
覚えなくてはいけない「ビジネスでの手紙の慣用語」や「略語の意味」「敬語の使い方」などは、とにかく何度も見たり、書いたり、声に出して覚えるのがポイントです。
日常でも敬語や接遇用語の正しい使い方や、贈答のマナー、慶事・弔事に伴う知識は知っていると大変役に立ちます。
過去問を繰り返し解く
知識がついたところで、実際の検定試験同様に過去問を解いてみましょう。
試験当日と同じ状況で解くことにより時間配分がわかり、当日焦らずに落ち着いて受験できます。
学習時には解答を見て、合っているか、合っていないかとだけ確認をしましたが、実際に自分で解答してみると、思った以上に時間がかかることがわかり時間配分に気を付けたところ、時間内に終えられるようになりました。
秘書検定準1級以上を目指すなら通信講座がおすすめ
秘書検定2級は独学でも可能だと思いますが、もし準1級以上を目指すのであれば通信講座で学ぶのがおすすめです。
準1級は「上司から相談を受けたり、後輩へのアドバイスを求められたりと、物事の判断力や対応力が求められる中堅の秘書」と位置づけられており、記述式の問題も2級より増え(1割→4割)難易度もグッと上がります。
独学では見つけにくい自分の弱点を克服し、効率よくスムーズに学習を進められ着実に合格力を身につける通信講座がおすすめです。
また、筆記試験に合格をすると、面接試験があります。
この面接試験は、お辞儀の仕方や、正しい敬語の使い方、きれいな立ち居振る舞いなどといった、独学ではなかなか難しい審査内容になるため、やはり合格ノウハウが盛り込まれた通信講座での学習がおすすめです。
おすすめの通信講座は以下でご紹介していますので、確実に合格したい方は是非チェックしてください。