- 未経験だけど調剤薬局事務として働きたい
- 家事や育児と両立したい
- 子供の行事に融通が利く仕事に就きたい
近年、調剤薬局だけでなく、ドラッグストアに併設されている薬局も多いため、調剤薬局事務は需要がある職種といえます。
調剤薬局はコンビニの数よりも多いと言われており、再就職にも強く、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも特徴です。
「でも、未経験で雇ってくれるのかな……」と不安に思われる方も多いと思います。
調剤薬局事務は未経験募集の求人も多く、実際私も未経験で働き始めました。
しかし正直、未経験で働き始めるのはかなり大変でした。
新しい職場環境に慣れるのも大変ですが、それにプラスして保険証や処方箋を理解するのはなかなか困難です。
そのため、調剤薬局事務で働きたい方は、事前に調剤薬局事務について学んだほうが良いでしょう。
しかし、調剤薬局事務の勉強をしようと思っても様々な通信講座があるため、どれを受講すれば良いのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、調剤薬局事務として働いている私がおすすめする通信講座を厳選してまとめてみました。
目次(クリックで移動)
調剤薬局事務の通信講座5社を表で比較
有名な大手5社の調剤薬局事務の通信講座をひと目でわかるように表でまとめてみました。
費用(税込) | 期間 | サポート | |
ユーキャン | 39,000円 | 6ヶ月 | ◎ |
たのまな | 33,600円 | 6ヶ月 | 〇 |
ニチイ | 36,667円 | 8ヶ月 | 〇 |
日本医療事務協会 | 32,780円 | 12ヶ月 | 〇 |
キャリカレ | 31,900円 | 12ヶ月 | 〇 |
詳細は下記で解説しています。
調剤薬局事務の通信講座を選ぶポイント
調剤薬局事務の資格といっても、様々な通信講座や種類があります。
しかし、「〇〇に選ばれてNo.1」や「今だけ5,000円割引」などと謳っているものが多く、結局どれを選んだらいいのかわからなくなりますよね。
調剤薬局事務の通信講座を選ぶポイントとして大事なのは、
- 受講期間
- 受講費用
- サポート体制
- 対応資格
の4点です。
受講期間
受講期間はとても重要です。
よく「〇ヶ月で資格取得」と謳っている通信講座を見ますが、その期間で資格取得をしようとすると毎日の学習内容が多いため挫折してしまう可能性があります。
仕事をしながらや家事育児の合間に勉強しようと考えている方のためにも、受講期間が長いほうが無理なくマイペースに学習することができます。
受講費用
やっぱり受講費用は安いほうがいいですよね。
しかし、ただ安いだけで講座内容が悪ければ意味がありません。
しっかりと値段に見合った講座内容なのかということも踏まえて考える必要があります。
サポート体制
一から勉強するのはとても大変なことです。
そのため、わからないことがあればすぐに質問ができる体制は必須といえます。
「質問は1日1回まで」など質問回数を制限していたり、質問してもなかなか返信がこなければサポートの意味がありません。
対応資格
資格取得が目的の場合は、通信講座によって取得できる資格が異なるため要注意です。
中には、通信講座を修了するだけでもらえる資格もありますが、資格の難易度によって就活でのアピール度が変わります。
そのため目的に合った資格が取得できる通信講座を選ぶ必要があるため、注意が必要です。
調剤薬局事務のおすすめ通信講座ランキング
それでは、前述した4つのポイント「受講期間・受講費用・サポート体制・対応資格」と、私がおすすめするその他の特徴を踏まえて、調剤薬局事務の通信講座をランキング形式で以下にまとめてみました。
受講期間 | 最大6ヶ月 (標準学習期間:3ヶ月) |
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受講費用 | 39,000円 |
サポート体制 | メールや郵送で質問可能(1日3問まで) 添削3回(修了課題含む) 受講生専用サイト「学びオンライン プラス」でも学習可能 |
対応資格 | 日本医療事務協会主催 調剤薬局事務検定試験 |
その他の特徴 | 一般教育訓練給付制度で最大20%が支給される |
CMでお馴染みのユーキャンです。
知名度があるので、安心して始められるのではないでしょうか。
未経験でもわかりやすい教材となっており、サポート体制も充実しています。
電話対応や接客マナー等を学べるサブテキストや、通信講座修了後には「就職ガイド」ももらえるため、就職にも活用できます。
対応資格の試験も毎月実施しており、学習が終わった段階ですぐ試験にチャレンジすることができるので、早期に資格取得したい人にもおすすめです。
受講期間 | 最大6ヶ月 (標準学習期間:2ヶ月) |
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受講費用 | (一括払い・税込) (一括払い・税込) |
サポート体制 | 合格サポート制度 添削3回(中間テスト) メール、FAX、郵便で質問可能 |
対応資格 | 医療保険学院主催 医療保険調剤報酬事務士 |
その他の特徴 | 就転職サポート コンピュータセット講座であれば、調剤レセプトCD-ROMの演習が可能 |
こちらはヒューマンアカデミーが運営している通信学習です。
1日30分の学習を2ヶ月間続けると修了できるカリキュラムとなっています。
そのため、ストレスを感じずマイペースに学習することができるのが特徴です。
また、3回分の添削課題(中間テスト)があり、自分の理解度を確認することができるのでしっかりと調剤薬局事務を学ぶことができます。
標準学習期間が2ヶ月のため、すぐに就転職を考えている方におすすめです。
また、コンピュータセット講座であれば、現場で使用されているコンピュータを再現したソフトも学べるので、未経験でもアピールすることができます。
受講期間 | 最大8ヶ月 (標準学習期間:4ヶ月) |
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受講費用 | 36,667円 (一括払い・税込) |
サポート体制 | 受講生専用サイトの質問機能 電話、郵送、FAXで何度でも質問可能 |
対応資格 | (一財)日本医療教育財団 調剤報酬請求事務技能認定 |
その他の特徴 | 受講期間中に2回まで通学コースの授業に参加できる |
45年以上のノウハウを持っており、多くの修了生を輩出してきた通信講座です。
全国に契約医療機関があり、現場の事例を講座に盛り込んでいるため、即戦力として活躍できる講座となっています。
また、理解しやすさにこだわったテキストになっているため、効率よく学習できるのが特徴です。
最短1ヶ月で資格取得と謳っていますが、正直1ヶ月では知識は身につきません。
丸暗記で資格を取得しただけになってしまい、実践に活かせないことが多いでしょう。
標準学習期間が4ヶ月なので、マイペースに学習する方が適しています。
また、何度でも質問ができる充実のサポート体制なので、しっかりと理解をしたい人におすすめです。
1番おすすめなのはユーキャン
おすすめ通信講座ランキングをお伝えいたしましたが、1番おすすめなのはユーキャンです。
やはり圧倒的な知名度で安心感があるだけでなく、充実したサポート体制とわかりやすいテキストなのがいいですね。
また、忙しくてなかなかテキストを開けない方や学習が続かない方でも、スマホで学習できるのが最大の魅力です。
調剤薬局事務は国家資格がなく全て民間資格のため、誰でも受験することができ、誰でも容易に資格を取ることができます。
是非、ユーキャンの通信講座を利用して、調剤薬局事務を目指してください。