食育の資格

食生活アドバイザーの資格は無駄?いらない?取得した私の本音

食生活アドバイザー 無駄

「食生活アドバイザーの資格は取っても無駄」というような内容の記事を見かけることがあります。

資格取得を検討していても、そのような情報があると迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、実際に食生活アドバイザー3級を取得したわたしの本音をお伝えします。

食生活アドバイザーの資格が気になる人の、なにか気づきになれば嬉しいです。

食生活アドバイザーの資格を取得してよくなかったこと

バツ

3級を取得しても、仕事に繋げることはできない
野菜の選び方は学べなかった

以上2点がわたしの感じた、食生活アドバイザーの資格を取得してよくなかったことです。

仕事に繋げることはできない

食生活アドバイザーの3級は、『消費者目線』のみの勉強内容になるので、仕事に活かすのであれば、『提供する立場』の食ビジネスの視点が重要となります。

しかも、食生活アドバイザーという仕事がまだ確立されていないので、食生活アドバイザーとしての求人はありません。

最近では食生活アドバイザーの資格を持っていて、優遇される職種も増えているようですが、直接仕事に繋げたいのであれば、2級を取得しているほうがアピール力は高いと思います。

食生活アドバイザーの資格が活かせる仕事についてはこちらの記事でまとめていますので、「資格を仕事に活かしたい」という方は合わせてご覧ください。

食生活アドバイザー 仕事
食生活アドバイザーの資格は仕事に活かせる?給料はどれぐらい?食生活アドバイザーの資格は就職や転職に有利?活かせる仕事や給料・年収について、実際に食生活アドバイザー3級を取得した私の視点でまとめてみました。これから資格をとろうと考えている方は是非参考にしてください。...

野菜の選び方は学べない

食生活アドバイザーは『食の安全』について正しい知識を学ぶ資格なので、野菜などの生鮮食品などの新鮮なものを選ぶ力をつける資格ではありませんでした。

しかし、食品添加物やアレルギーの知識を身につけるこができたのは良かったです。

食生活アドバイザーの資格を取得してよかったこと

マル

栄養面から食事のアプローチができるようになった
食中毒予防の知識が学べた
季節の行事に詳しくなり、行事ごとを楽しめるようになった
病気は食事で防げることを知れた
食材を選ぶ際の判断基準に変化が生まれた
合格は『頑張ればできる』という自己肯定につながった

以上6点が食生活アドバイザーの資格を取得してよかったことです。

栄養面から食事のアプローチができるようになった

食生活アドバイザーの勉強をするまでは、なんとなく目につく食材を購入し、なんとなくおかずはメインと副菜の2品以上作るような毎日でした。

栄養面は考えているような、バランスが取れているような、いまいちよくわからないという感じだったと思います。

資格の取得後は、体の状態に合わせたり、足りていなかったたんぱく質を意識してとるようになりました。

食材の組み合わせも重要なので、時間に余裕のある時はそこも考えて献立を立てています。

りあ
りあ
家族ともに、大きな病気がないのは食生活の改善が少しは関係しているのかと思います。

食中毒予防の知識が学べた

食中毒予防に関しては、知らないことが多く、「今までよく食中毒にならなかったな……」とぞっとしました。

今は小さな子どもがいるので、今まで以上に食材の取り扱いには気を付けています。

特に生ものを切るときに使うまな板は別々に使用するようにし、生ものを切ったあとは熱湯消毒をするようにしています。

食材も買ったらすぐに、正しく保存するように心がけています。

りあ
りあ
食中毒予防だけではなく、食材を無駄にもしなくなったので、やりくり上手にもつながっています。

行事ごとを楽しめるようになった

出産前に食生活アドバイザーの勉強をしたことで、子どもが生まれてからの行事を把握できていたことは本当に良かったです。

名前は知っていても、なんのために、いつするのか?までは理解できていなかったので、理解を深めて食い初めなどができたのは印象深かったです。

りあ
りあ
今後も、そのときどきの行事を楽しみたいです。

病気は食事で防げることを知れた

病気にならないのが一番ですが、食生活アドバイザーでは、すでに病気になっている人への食事の注意点も学べます。

病気を予防するには『栄養・運動・休養』のバランスがとても重要になります。

さらに心身共に健康であることが本当の健康であることを学びました。

りあ
りあ
健康でいるためには、精神的疲労と肉体的疲労を回復させることが、とても大切です。

食材を選ぶ際の判断基準に変化が生まれた

食生活アドバイザーの勉強をするまでは、食品表示はほとんど気にしていませんでした。

「できれば国産がいいかな」くらいの感覚です。

産地のチェックは、コロナ禍により、さらに意識するようになりました。

自分の選ぶもので食品ロスにつながったり、産地を応援することができます。

りあ
りあ
今まで以上に社会の役に立つ選択をしたい、と思うようになりました。

親として正しい食材の選択をしていくために、食の勉強をしておくのはとても大切だと改めて感じている今日この頃です。

子どもにも伝えていければと思っています。

自己肯定につながった

わたしにとって仕事が休みの日に勉強をすることは、仕事のことばかり考えてしまう気持ちの切り替えにもなり、リフレッシュにもなりました。

だらだらテレビを見て過ごす日とは比べものにならないくらい、充実感のある日を過ごすことができた記憶があります。

しかも、合格したことで自己肯定感につながり、資格の勉強をすることは自身の自信になりました。

食生活アドバイザーの資格は無駄?私の結論

食生活アドバイザー 感想
わたしの持論としては、食生活アドバイザーの資格は、決して無駄な資格ではないです。

むしろ、無駄だと考えることがもったいないことだと思います。

『仕事に活かしたい』と思っている人には物足りない資格かもしれませんが、健康に生きていくための知識を学べることは、ひとつも無駄にはなりません。

食生活は一生付き合っていかないといけないもの。

その毎日に活かせる食生活アドバイザーの知識は、自身の健康と家族の健康に繋がります。

家族が健康で過ごせるのが一番です。

食生活アドバイザーの資格取得は他の資格に比べハードルが低いので、単調な毎日がつまらないと思っている人にもおすすめの資格です。

日々の勉強を毎日の生活にも生かせますし、勉強をすることで日々にメリハリが生まれます。

もし合格できなかったとしても、テキストを持っていれば日々の生活に活用することは可能です。

しかも何か新しいことを学ぼうと思う向上心は、生活の質の向上にもつながります。

りあ
りあ
わたしは食生活アドバイザーの資格を通して、違う資格に挑戦しようと思う気持ちが生まれました。

食生活アドバイザーの難易度や合格のポイントはこちらの記事でご紹介していますので、興味がわいたら是非チェックしてみてくださいね。

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