- 福祉住環境コーディネーターってどんな資格?
- 失敗しない通信講座の選び方
- おすすめの通信講座ランキング
この記事では、福祉業界で働く私がおすすめする福祉住環境コーディネーターの資格取得におすすめの通信講座をランキング形式でまとめました。
失敗しない通信講座の選び方もご紹介していますので、これから資格を取得したいという方は是非最後までご覧ください。
目次(クリックで移動)
福祉住環境コーディネーターの通信講座をひと目で比較
まずは福祉住環境コーディネーターの通信講座の特徴がひと目でわかるよう、大手6社を比較して表にまとめてみました。
料金 | 期間 | 添削 | |
ユーキャン | 49,000円 | 6ヶ月 | 7回 |
日本キャリアパス アカデミー |
22,000円 | – | 6回 |
ハウジング エージェンシー |
30,800円 | 2ヶ月 | 4回 |
日建学院 | 38,500円 | 4ヶ月 | 11回 |
さらに詳しい解説は下記をご覧ください。
福祉住環境コーディネーターとは
福祉住環境コーディネーターとは、福祉・医療・建築などの幅広い知識を持ち、福祉用具や福祉行政施策・制度にも精通した知識を持つ自宅を安全に安心して暮らせる(住める)環境にしていくためのアドバイザーです。
近年は住宅改修の需要も高まり、福祉住環境コーディネーターの活躍の場は増えています。
福祉・医療・建築などの知識と聞くと専門職の方の受験数や資格取得数が多いようにイメージすると思いますが、生活の基本である住宅の知識も身につき自身の将来や家族の介護にも役立つため、一般の方の受験数や資格取得数も多いです。
福祉住環境コーディネーターは、個々の状態に応じて福祉関係者や医療関係者、建築関係者などと連携してより良い住まいを提供していきます。
- 福祉の制度や法、サービスについての情報提供
- 関係職種との連携
- 福祉用具や介護用品の利用法やアドバイス
- 住宅を改修するにあたってのアドバイス
- ケアマネージャー
- 福祉用具専門相談員
- 住宅販売者
- 自宅の新築やリフォームをお考えの方
- 医療関係者
- 建築関係者
- 福祉を学ぶ学生
- 3級…福祉と住環境の基本的な知識が身につきます。
- 2級…各関連職種の方と連携しながら具体的な提案やアドバイスをする力がつく他、介護保険の住宅改修理由書も作成する資格を与えられます。
- 1級…2級の知識をふまえた上でより実践的な提案をできるようになります。
福祉住環境コーディネーターの受験費用・合格率
1級 | 2級に合格していること |
2級 | なし(3級と併願可能) |
3級 | なし(2級と併願可能) |
1級 | 11,000円(税込) |
2級 | 6,600円(税込) |
3級 | 4,400円(税込) |
1級 | マークシート・記述各70点以上 |
2級 | マークシートで70点以上 |
3級 | マークシートで70点以上 |
受験者 | 合格者 | 合格率 | |
1級 | 363人 | 50人 | 13.8% |
2級 | 19,535人 | 7,366人 | 37.7% |
3級 | 9,525人 | 5,524人 | 58.0% |
※2019年度
また、必ず購入しなければならないわけではありませんが公式テキストもあります。
- 1級…5,400円+税
- 2級…4,500円+税
- 3級…2,500円+税
資格取得を目指すなら通信講座がおすすめ
福祉住環境コーディネーターの資格取得を目指す際、独学だと時間的な配分が難しいですし、孤独を感じる人も多いです。
その点、通信講座なら学ぶべき要点がまとまっているので効率よく学習できますし、添削などのサポートがあって途中で挫折しづらくなっています。
福祉住環境コーディネーターの通信講座を選ぶポイント
福祉住環境コーディネーターの通信講座はいくつかありますが、失敗しない選び方のポイントは以下の3つです。
- 何級まで取得できるか
- 受講費用
- 受講期間
以下で詳しく解説しますね。
何級まで取得できるか
福祉住環境コーディネーターには1級・2級・3級とありますが、通信講座によっては開講していない級があります。
自分が目指す級を取得できる講座なのか要チェックです。
受講費用
やはり費用面も大切です。
安さも大事ですが、それよりも値段に見合った内容になっているのかも合わせてチェックしておきたいところです。
受講期間
受講期間が長いのも短いのも一長一短です。
受講期間が長ければ、じっくりと学習できますが、短ければ短いほどプライベートの時間を確保でき、ストレスは溜まりません。
自分のペースに合った受講期間を選びましょう。
福祉住環境コーディネーターのおすすめ通信講座ランキング
前述した「取得できる級」「受講費用」「受講期間」を加味して、おすすめの通信講座を比較してランキングにしてみました。
対応資格 | 3級・2級 |
---|---|
料金(税込) | 49,000円 |
受講期間 | 6ヶ月 |
添削回数 | 7回 |
「通信講座と言えばユーキャン!」という人も多いのではないでしょうか。
言わずと知れたユーキャンは、他の通信講座と比較すると優れている面が多いのが特徴です。
今回比較している通信講座の中でユーキャンだけが3級の講座も開講しており、はじめて受験するという方にもおすすめ。
その他にも、
- 添削回数が7回
- 長期的に学ぶことを視野に入れ、毎日少しずつの学習で合格を目指せる
- スマートフォンからWebテストや復習ができる
- 実際をもとに作られた住宅改修のイメージや福祉用具の紹介DVDがある
- 直近の試験対策や福祉住環境に関するニュース、学習法のコツなどの試験突破に役立つ情報をお知らせしてもらえる
など、他の通信講座より勝る点が多数あります。
対応資格 | 2級 |
---|---|
料金(税込) | 22,000円 |
受講期間 | 記載なし |
添削回数 | 6回 |
日本キャリアパスアカデミーは埼玉県にある実践的な通学講座がメインの学校ですが、通信講座も開講しています。
他の通信講座が4万円~5万円ほどの受講料金の中、日本キャリアパスアカデミーだけが2万円強で講座を受講できます。
「なるべく安く通信講座を受講したい」という方は日本キャリアパスアカデミーがおすすめです。
対応資格 | 2級 |
---|---|
料金(税込) | 30,800円 |
受講期間 | 2ヶ月 |
添削回数 | 4回 |
標準学習期間は2ヶ月ですが、受講開始日から試験日までが受講期間となっています。
短期間で学習できるため、忙しくてなかなか長期的に時間が取れない方におすすめです。
また、受講期間は試験日までとなっていますが、バックアップ制度により次回試験日までサポートを受けることも可能です。
迷ったら1番おすすめはユーキャン
上記4つの通信講座を比較してみた結果、圧倒的にメリットが多いのはユーキャンです。
何と言っても3級から受講講座があるという点が大きなポイント。
3級でわからない部分があった場合、新しく3級の参考書を買うのではなく申込時に同封されていたテキストで見直し確認ができるのは、とても効率的です。
通信講座でどれを受講しようか迷ったら、ユーキャンを選んでおけば間違いありません。
唯一、デメリットを挙げるとすれば受講費用が高いことですが、分割払いを利用すれば月々3,800円から受講できるので、1度に大きな出費をしたくない方にも安心です。